「難関大の物理に対応したい」「もっと難しい問題を解きたい」と思っている受験生は多いです。
今回はレベルの高い高校物理の参考書を紹介していきます。
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物理で大切なこと
物理で大切なことは基本を大切にすることです。物理は世の中の様々な現象を式や数字で表したものとなっています。どんなに複雑な事象でも基本の知識をうまく使って理解することができます。
特に受験物理では教科書や問題集で見たことあるような事象ばかりです。難しい問題ばかりに目を向けずに基本をしっかりと身につけましょう。
おすすめの物理参考書6選
良問の風
こちらは良問の風です。物理のエッセンスの内容を演習できるようになっています。
この参考書の特徴として標準的な問題演習ができること、論述問題があることが挙げられます。
学校で配られる問題集(セミナー、リードαなど)には標準的な問題がありますが、市販の参考書ではあまり多くありません。良問の風は標準的な内容を扱っているため難易度がちょうどよく、ちょっとした復習にも使えます。
良問の風の巻末には論述問題があります。論述問題を含んだ物理参考書は非常に珍しく、志望校にあわせて使えます。
名問の森
価格:1100円 | |
問題数 | 力学・熱・波動 73問 波動・電磁気・原子 67問 |
難易度 | ★★★*☆ 3.5/5.0 (やや難) |
解説の丁寧さ | 丁寧 |
おすすめ度 | ★★★★* 4.5/5.0 |
こちらは名問の森です。良問の風の上位レベルにあたるものですね。
この参考書の特徴として難易度のレベル表記が詳しい、頻出問題がまとめられていることが挙げられます。
名問の森は大問の問題番号が赤く塗られているものがあります。これは標準的な問題であるということを指しています。
また小問ごとにも難易度が分けられており、赤い*は基本、標準問題で黒い*は応用問題と難問を表しています。
名問の森は過去問をそのまま使っておらず過去に出題された問題を分析することによって、難関大での典型的な考え方をマスターできるオリジナル問題を使っています。
旧帝大、早慶、医学部医学科志望におすすめです。
物理重要問題集
こちらは物理重要問題集です。化学が有名ですが、物理もあるんですね。
この参考書の特徴として問題の難易度の高さ、問題レベルの振り分けが挙げられます。
物理重要問題集は難しい参考書ですが、後述する参考書よりは難易度が低いためこの参考書と全く同じレベルの参考書がありません。つまり唯一無二の難易度です。
またほかの重要問題集と同じくA問題、B問題があります。ただしA問題でも難易度がかなり高いため注意が必要です。
物理標準問題精講
こちらは物理標準問題精講です。基礎問題精講の上位レベルにあたります。
この参考書の特徴として圧倒的な難易度が挙げられます。
非常に難解な問題がそろっており、東大、京大、東工大、旧帝医学部医学科、慶医志望者が仕上げに使うのに効果的です。
解説が丁寧なので分からないところがあっても大丈夫です。
物理思考力問題精講
こちらは物理思考力問題精講です。実はこれは標準問題精講の純粋な上位レベルにあたる参考書ではありません。
この参考書の特徴として思考力を問う問題、問題数の少なさがあげられます。
思考力問題精講には見たことのない問題や物理現象を深く理解する問題があります。東大が出すような物理は普通の問題集に載っていない問題設定が多数存在し、その演習用の参考書です。
一問考えるだけで膨大な時間がかかるため、問題数は32問とほかの参考書よりずっと少ないです。
あまりにも難易度が高いため、解説を読んでもすぐには理解できないかもしれないですね。
難問題の系統とその解き方
こちらは難問題の系統とその解き方です。通称「難系」と呼ばれているものですね。
この参考書の特徴として圧倒的な難問数が挙げられます。
この参考書には高校物理でもトップクラスの難易度の問題を約300問あり、量も難度も他と一線を画しています。
ただしほとんどの人が終わらせられないので例題のみを解いています。
その上昔の参考書なので古い問題や誤植が多々あります。
まとめ
一口に物理の参考書といっても色々なものがあります。これらの他にも物理の基本を学ぶ参考書や学校で配られる参考書もあります。
自分のレベルや志望校にあった参考書を選びましょう。
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